熊本大学 生命資源研究・支援センター 動物資源開発研究部門
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有償による遺伝子改変マウス胚・精子の凍結保存依頼

 


 

CARDマウスバンクシステムの紹介ページは、こちらに移動しました。

2015/5/21

 

 


概要

 凍結保存についての 依頼書類を作成して、熊大CARDに郵送(FAX不可)。
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       料金の納付
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 入金確認・依頼書類のチェックとマウス受け入れの準備を行い、O.K.であれば依頼者に連絡。
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 依頼者がマウス(遺伝子改変マウス等)をCARDへ配送。
(マウスの受け入れ時期につきましては、最短でお申込後2週間程度ですが飼育室の混み具合によっては2〜3ヶ月程度お待たせすることがございます。予めご了承ください。)
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 CARDでは、それらマウスから精子および体外受精で得られた胚を凍結保存。
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 一年後、保存期間の延長、凍結胚/精子またはマウス個体での返還、あるいはCARDマウスバンクへの寄託のいずれかをを選択し、CARDに連絡。

ご利用例と料金について

・依頼者から送付されたマウスを使って、胚・精子の凍結保存を行う場合。
・CARDに保存された胚・精子から、マウス個体を作製する場合。
・病原微生物汚染マウスから胚を作出、クリーンな仮親に移植することにより、汚染マウスの清浄化を行う場合。
・CARD以外の施設で作製された凍結胚・精子の保存を行う場合。
・CARD以外の施設で作製された凍結胚あるいは精子から産子を作製する場合。
・凍結精子から、大量の産子を作製する場合。

手続きに必要なものについて

1.マウス胚/精子の凍結保存依頼に必要な書類
 ○凍結保存依頼に必要な書類

 ┠依頼書類----(freezesecret.pdf)最終更新2009.4.8
 ┃  ┠遺伝子改変マウスの作製等(凍結保存を含む。)申請書(有償)
 ┃  ┗遺伝子組換え生物等及び拡散防止措置の一覧表
 ┃ 
 ┗病原微生物モニタリング検査結果(依頼者側で御用意ください)



2.マウスの輸送について
マウスの輸送については,こちらで業者に手配をいたします。
 原則として、マウスの輸送は書類の受付順で行っております。書類のチェックと受け入れの準備がととのいましたらお知らせ致しますので、それまでに輸送箱の手配を依頼者側でお願い致します。輸送箱がない場合は、御連絡いただければこちらから輸送箱のみをお送りさせていただきます。
※輸送箱など、すべての輸送にかかわる料金は、依頼者負担となります。
※輸送箱は、必ず覗き窓・金網付きのものをご使用下さい。梱包する際は、2〜3日分の餌・水を充分に入れてあげてください。
※リサイクルしたものでも構いませんが、クレア、チャールズリバー、SLCなどの動物業者が使っている輸送箱の使用をお願いいたします。
※雄マウスの輸送については、マウス個体ではなく、精巣上体尾部を摘出して冷蔵宅配便でお送りいただくことも可能です。こちらをご参照ください。

遺伝子改変マウスの授受が盛んになり、マウスを取り違えて輸送するという事故が世界中で多発しております。CARDへの寄託および有償バンクを利用され、胚・精子を凍結保存するためにお送りいただいた動物が遺伝子改変マウスではなく、ワイルドであったというケースも実際に起こっております。当センターにお送りいただくマウス、今一度、お確かめの上、くれぐれもお間違いのないようにお願い申し上げます。


3.凍結胚/精子またはマウス個体の返還について
 ○凍結胚/精子またはマウス個体の返還に必要な書類

 ┗依頼書類----(freezesecret.pdf)最終更新2009.4.8
   
依頼書類内の別紙様式12に必要事項を明記の上、CARDまで郵送してください。


手続きの詳細について


1.胚/精子の凍結保存について

(1)CARDで胚/精子の凍結保存を行う系統は、遺伝子改変マウスを中心としますが、それ以外の突然変異マウスや野生マウス等、市販されていないマウスについても受け付けます。
遺伝子、遺伝子改変マウスなどの命名については、 遺伝子、対立遺伝子、突然変異の命名法に関する規則とガイドライン各種遺伝子の表示方法および種々の遺伝子を持つ系統の表示方法に従ってください。

なお、命名法について不明の点は、下記にアクセス・お問い合わせください。

  加藤秀樹
 浜松医科大学医学部附属動物実験施設
 431-3192 浜松市半田山1-20-1
 電話/ファクス: 053-435-2001
 Email :hidekik@hama-med.ac.jp


(2)依頼いただくマウスは、必ずしも病原微生物学的にクリーンなものである必要はありませんが、病原微生物モニタリング検査結果が有る場合は、ご送付下さい。

(3)凍結保存希望期間は、上限5年をめどにご検討いただき、<遺伝子改変マウスの作製等(凍結保存を含む。)申請書(有償)>にご記入ください。

(4)遺伝子改変マウスからの胚や産子の作製実験についても、<組換えDNA実験計画書>の提出が必要ですので、<遺伝子組換え生物等及び拡散防止措置の一覧表>をご記入の上添付して下さい。


2.胚/精子凍結保存の手順

上記の書類等を提出していただいた後、以下の手順で胚/精子の凍結を行います。

(1)マウスの配送
体外受精によって作製した2細胞期胚を凍結保存することを基本としますが、遺伝子改変マウスや突然変異マウスなどにおいては、精子の凍結保存も行います。配送頂くマウスは、雄:12週齢〜6ヶ月齢、雌:生後6〜8週齢の成熟前雌 のものとし、種々のケースにより、1系統につき以下の匹数をCARDへお送りください。(雄マウスの輸送については、マウス個体ではなく、精巣上体尾部を摘出して冷蔵宅配便でお送りいただくことも可能です。こちらをご参照ください。)
 1)遺伝子改変マウス
  a. ホモの胚を凍結保存する場合:ホモの雄5匹以上および雌20匹以上
   (両者間で体外受精を行い、胚を作出)
  b. ヘテロの胚を凍結保存する場合:雄(ホモあるいはヘテロ)5匹以上
   (同系統の市販の雌との間で体外受精を行い、胚を作出)
 2)その他のマウス:雄5匹以上および雌20匹以上
   (両者間で体外受精を行い、胚を作出)
上記以外の週齢及び匹数につきましては、御相談ください。

*体外受精率がきわめて低く多数の胚が得られなかった場合には、再度、同数のマウスを送っていただき、交配により胚を作出いたします。

(2)凍結保存
 1)胚の凍結:作製した2細胞期胚を簡易ガラス化法により、1系統につき、200個程度(40個/チューブ X5)を凍結保存します。
 2)精子の凍結:精巣上体尾部より採取した精子をストロー法により、1系統につき、ストロー5本分の精子を凍結保存します。

(3)凍結胚の品質管理
   凍結胚の一部(40個、1チューブ)を融解、偽妊娠雌マウスへ移植することにより、産子への発生をチェックします。
   なお、得られた産子におきまして、導入遺伝子の確認をご希望であれば、産子の尾をお送り致しますので、依頼者ご自身で導入遺伝子の確認をお願い申し上げます。


3.凍結保存期間終了後の処理

(1)マウス胚/精子を凍結依頼された際に、保存期間をご指定いただきますが、1年毎の契約更新となりますので、胚/精子を凍結1年後に、下記4項目のうち、いずれかを選択いただきます。
 依頼書類内の別紙様式12に必要事項を明記の上、CARDまで郵送してください。
 1)凍結を続行:加算料金が必要となります。(別添資料参照)
 2)個体で返還:マウス個体を作製して、依頼者にお送りいたします。
基本的にお送りするマウス個体数は、1チューブの胚(40個)を融解、偽妊娠マウスへ移植することにより得られた産子の匹数です。
個体作製にかかる費用(別添資料参照)および送料をご負担いただきます。
 3)凍結胚/精子を返還:CARDで作製された凍結胚/精子を、依頼者へお送りいたします。送料をご負担いただきます。
※個体での輸送コスト(約5万から10万円)削減に有効な胚の冷蔵輸送も行っております。  胚の冷蔵輸送サービスについて
 4)CARDへの寄託へ切り替え:寄託に関する書類を、CARDへ提出して頂きます。
CARDマウスバンクは公のシステムであることから、この時点で情報の秘匿性は失われ、供給依頼があれば第三者へ供給されます。バンクシステムについては、こちらをご参照ください。なお、寄託の場合は、凍結胚/精子の保存料金が無料となります。


お問い合わせ先

〒 860-0811 熊本市中央区本荘2-2-1 熊本大学動物資源開発研究部門胚凍結保存事務部
TEL :096-373-6575FAX :096-373-6566
Email :cardPhotokumamoto-u.ac.jp