細胞の検疫

 動物施設に細胞等の生物学的製剤を持ち込み動物に接種・投与される場合は、事前にマウス肝炎ウイルスの検査が必要です。

 以下の手順に沿って、検疫を済ませてください。


申し込み手順

  1. 検査対象
    1. マウスES細胞やiPS細胞などの各種細胞株
    2. ヒトを含む各種動物から採取した血清(抗体)や臓器
      • ヒト由来細胞をご使用になる場合は、この検疫検査を受ける前に、B型肝炎ウイルス・C型肝炎ウイルス・ヒト免疫不全ウイルス・ヒトT細胞白血病ウイルスの検査を済ませて下さい。

  2. 検査項目と料金
    検体の、マウス肝炎ウイルスへの感染を検査します。
    1検体につき、1,600円。

  3. 必要書類
    以下を、新館あるいは本館受付へご提出下さい。
    1. 細胞持ち込み申請書
    2. 微生物品質検査申請書
    3. 微生物品質検査申請書 別紙(細胞用)

  4. 検体の準備
    1. 検査用検体として培養後の細胞の供出が可能な場合
      以下を、本館受付へ提出して下さい。
      1. 35mm程度のディッシュに動物施設へ持ち込む場合と同じ条件で細胞を培養し、少なくとも24時間培養した後、培養液がこぼれないようにビニールテープ等の粘着テープで蓋と本体を一周巻き止めたもの。
      2. 50mL程度のフラスコに、動物施設へ持ち込む場合と同じ条件で細胞を培養し、少なくとも24時間培養した後、培養液を入れたまま蓋をしっかり閉めたもの。
        • なお、クローン以外に親株がある場合は、別々のディッシュあるいはフラスコで培養してご準備下さい。
    2. 検査用検体として凍結保存された細胞や生物学的製剤を供出する場合
      凍結細胞あるいは生物学的製剤を、そのまま本館受付へ提出する。

  5. 検査結果
    検査が終了したら速やかに結果をお知らせいたします。
    必要に応じて、検査対象物の動物実験における使用時のご相談をいたします。


不明な点については、以下までご連絡ください。
 担当:中村
 nanakamukumamoto-u.ac.jp
 ->連絡先一覧(学内)



実績

これまで、以下のような検体を検査し、その後の対応への指導をしてきました。

  1. 検査対象
    マウスES細胞、iPS細胞、抗インヒビン血清、など。

  2. 件数
    (準備中)

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