生殖工学技術研修会

 熊本大学マウスバンクで開発・応用されているマウス生殖工学技術の研修会を行っています。

 国内では熊本大学・実験動物中央研究所・旭川医科大学などでほぼ毎年開催され、国外でも様々な場所で開催されています。
 次回開催の時期と参加応募方法は、以下のスペシャルサイトでご確認ください。

 本研修会を通して生殖工学技術を普及させ、世界中のマウス技術者の技術水準を向上させる事に貢献しています。




研修会サイト






技術

 研修会で習得できる主な技術は以下の通りです。
  1. マウスの体外受精
  2. 精子・卵子・胚の凍結保存
  3. 胚の移植による産子作出
  4. 精子・胚の低温輸送
 技術解説のためのオンライン版マニュアル および マニュアル冊子 を作製し、短時間で効率よく技術習得できるよう準備しております。
マニュアル冊子




指導

 研修会では、中潟教授、竹尾講師 および 熟練した技術者によるマンツーマンでの技術指導を実施しています。参加者の技術習得を助けるため、以下の順序で研修会を進行しています。
  1. 教授による原理説明
  2. 技術者による各技術のデモンストレーション
  3. 参加者による実習
 顕微鏡下での操作が多い生殖工学技術ですが、デモンストレーションでは顕微鏡下のライブ映像をプロジェクターに出力し、適宜解説を加えながら技術への理解を深めていただいています。

海外での研修会では、参加者全員が英語による技術解説や指導、ディスカッションを行っています。

研修会




履歴

 これまでに開催された研修会については、こちらをご参照ください。

 近年、国外での研修会については International Society for Transgenic Technologies ( ISTT ) と共同で開催し、海外のマウスバンクへの技術提供をおこなっています。詳細については、こちらをご参照ください。
 ヨーロッパのマウスバンク連盟である INFRAFRONTIER に所属する多くの研究者や、アメリカ全土から参加した研究者に技術提供しております。

ISTT研修会



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