微生物学的検査

 熊本大学のマウスバンクから発送されるマウスは、微生物学的品質検査を行っています。
 マウスを受け入れる施設では、担当者に連絡を取り以下の検査項目を満たしたマウスが施設内で飼育可能か確認してください。

 マウスの発送にあたっては、獣医師の署名入り検査票を同封しています。


手順

  1. 子マウスを得るために胚を移植した仮親を、ビニールアイソレータで隔離飼育する。
  2. 仮親が子マウスを出産しその子マウスが離乳(生後4週)した後、仮親マウスを検査する。


料金

公開マウスバンクの料金体系についてはこちら
有償マウスバンクの料金体系についてはこちらをご参照ください。

微生物学的検査: 36,340 円/系統




標準の検査項目

英語名 日本語名
Mouse hepatitis virus マウス肝炎ウイルス
Sendai virus センダイウイルス
Citrobacter rodentium 腸粘膜肥厚症菌
Clostridium piliforme ティザー菌
Corynebacterium kutscheri ネズミコリネ菌
Helicobacter hepaticus ヘリコバクターへパティカス
Mycoplasma pulmonis 肺マイコプラズマ
Salmonella spp. サルモネラ菌(ネズミチフス菌)
Aspiculuris tetraptera ネズミ大腸蟯虫
Syphacia obvelata ネズミ盲腸蟯虫
Giardia muris 十二指腸内原虫:ジアルジア
Spironucleus muris 十二指腸内原虫:スピロヌクレウス
Ectoparasite 外部寄生虫




高グレード清浄マウス

 上記検査項目より、さらに多項目での検査を行う”免疫不全マウス対応グレード”を提供しています。
 有償マウスバンクをご利用の場合のみ、ご利用いただけます。

 こちらより詳細をご確認ください。



その他の検査

 上記以外のさらに詳細な検査が必要なときは、担当までご相談ください。詳細については、こちらをご参照ください。

 担当:熊本大学 生命資源研究・支援センター 実験動物分野



NEWS



ゲノム編集
高基準清浄動物

マウスの輸送 遺伝子改変マウスの輸送 微生物学的検査 品質管理 R-BASE
FIMRe

contribution
研修会
manual
Reproduction
CARD
IRDA
熊本大学

熊本大学
生命資源研究・支援センター
動物資源開発研究施設(CARD)
資源開発分野

〒860-0811
熊本県熊本市中央区本荘2-2-1
TEL  :096-373-6575
FAX  :096-373-6566
Email :card(a)kumamoto-u.ac.jp
窓口担当:高橋・坂口
メンバー

お問い合わせ

トップページ 活動について 地図 メンバー 研究活動

マウスバンク 公開マウスバンク 有償マウスバンク 技術と貢献
微生物学的検査 保存 保存 開発・応用・普及
保存系統の品質管理 入手 入手 技術研修会
マウス等の輸送 料金 料金 海外研修会
規則 情報公開 応用 共同研究
  用語   FIMRe
  遺伝子改変マウスの命名法   科研費「新学術領域研究」
  遺伝子などの命名   NBRP
      ゲノム編集

© 2015 Center for Animal Resources and Development